越冬期の生息状況の把握

更新日:2023年08月18日

給餌場周辺の生息状況調査

越冬期は給餌場に多くのタンチョウが飛来しますが、給餌場以外でも観察されます。定期的に巡回し、どのような場所や環境をタンチョウが利用しているのか調査しています。調査結果を蓄積し、タンチョウとの共生に向けた基礎資料としています。

ねぐら利用状況調査

タンチョウが鶴居村に多く集まる理由のひとつは、厳冬期でも凍らない水辺(河川)が、ねぐらとして利用できることが挙げられます。しかし、そのような河川は、水の流れによって絶えず環境が変化しており、ねぐらとして利用しやすい場所も変化していきます。そこで、ねぐらの利用状況を調査し、ねぐら環境保全の基礎資料としています。

自然採食に適した不凍水域の調査

鶴居村では、厳冬期でもタンチョウの食べ物になりうる生きものが暮らす不凍水域の現状を把握するための調査を実施しています。果たして何羽くらいのタンチョウが暮らせるだけの自然の食べ物があるのかを推定できればと考えています。

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