タンチョウ再発見から100年とその軌跡を巡るツアー

更新日:2025年09月12日

タンチョウ再発見の地や、その後の100年でタンチョウ保護に大きな役割を果たした場所を巡るツアーを実施しました(2024年10月14日)。冬を迎える前のタンチョウの観察や、タンチョウ再発見からの100年の軌跡を巡ってみませんか?

【行程】

キラコタン岬散策~タンチョウ観察~音羽橋~鶴見台~村立幌呂小学校~鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ

キラコタン岬

1924年よりも以前から各所で鶴の目撃記録は残っているのですが、当時の北海道職員が地元住民からの情報をもとに「タンチョウ」を確認できたのは、キラコタン岬付近を流れるチルワツナイ川流域の湿原が初めてです。これをもって「タンチョウ再発見は1924年」としています。

現在でもキラコタン岬は広大な釧路湿原を俯瞰できる景勝地として人気を博しています。また、キラコタン岬に向かう片道約2kmの散策路(車等の乗入れはできません)では、四季折々の自然を楽しめます。散策にあたっては鶴居村の自然や歴史に詳しいガイドの同行をお勧めします。個人で散策される場合は、事前の許可申請が必要となります。

ガイドに関する問合せ先 美しい村・鶴居村観光協会(電話番号:0154-64-2020)

村立幌呂小学校

1952年の厳冬期に幌呂小学校の児童が学校近くの畑でタンチョウを見つけました。餌がとれなくて困っているようだと当時の校長先生が給餌することを提案・実行し、その後も各家庭から少しずつ穀類を集め、給餌を続けました。こうしてタンチョウへの給餌がはじまりました。鶴居村においては、これが給餌の始まりです。以降、毎年児童が給餌場のシンボルとなる”にお”を立て、冬は毎日給餌をしてきました。

幌呂小学校は2024年度をもって閉校になりました。2025年度以降の給餌の実施については未定です。

この記事に関するお問い合わせ先

鶴居村教育委員会 社会教育課 社会教育係
〒085-1203
北海道阿寒郡鶴居村鶴居東5丁目3番地
電話番号:0154-64-2050
ファックス:0154-64-2900

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