自然の番人宣言

 平成18年3月27日、26の行政機関および団体の立会の下、釧路圏域の貴重且つ雄大な自然環境を不法投棄などから守り、今の良好な自然環境を将来の世代に引き継ぐことを目的として「自然の番人宣言」を行い、決意の証として調印式を行いました。

 以後5年の歳月が流れ、世の中は少子高齢化が加速し、経済の混迷による雇用不安さらには自然災害の多発など、負のスパイラルにより揺れ動いております。

 しかし、圏域に住む人々の環境保全に対する意識は飛躍的に高まり、誰もが今日まで「自然の番人」としての誇りを持ち続けたことにより、圏域の自然環境は今なお変わらない美しさを誇っております。

 本日ここに、自然の番人宣言の象徴である圏域の「人々の誇り」と「自然環境の美しさ」を将来の世代に引き継ぎ、また、この思想と活動を釧路圏域を越えて広めていくことを目的として、本日改めて、以下のとおり宣言をするものです。

1. 私たち自然の番人は、この自然環境が圏域のそして、全国民の財産であることを深く認識し、自らを律し、不法投棄、ポイ捨ては行いません。
2. 私たち自然の番人は、不法投棄やポイ捨てを許さず、発見した場合は勇気を持って対処します。
3. 私たち自然の番人は、美しい自然環境を未来に引き継ぐため環境教育の充実に取り組みます。
4. 私たち自然の番人は、圏域外の方々が自然の番人となるべく広くこの思想の普及をします。

平成24年1月13日