鳥獣被害対策事業について

 本村における野生鳥獣による農林業等被害は、エゾシカによる食害をはじめ深刻なものとなっており、その被害地域は年々広域化し、農業者の生産意欲の減退等が問題となっています。

 鳥獣被害の軽減を図るには、捕獲や追い払いなどを継続して取り組むとともに、被害防止への体制づくりを進めることが大切であると考え、村では関係機関との連携を深めながら被害対策に取り組んでいます。

 村では、農林業被害防止のために捕獲を進めるだけでなく、捕獲した鳥獣（エゾシカ）を地域資源（ジビエ等）として利用し、特産品として観光の推進に役立てるなど、有害鳥獣を「マイナス」の存在から「プラス」の存在に変える取組みを強化しています。

 鳥獣による農林水産業等に係る被害防止のための特別措置に関する法律（平成28年12月2日法律第97号）第四条第1項の規定に基づき鶴居村鳥獣被害防止計画を策定しましたので、同計画を公表します。

 特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律（平成16年法律第78号）第18条第1項の規定に基づき、鶴居村におけるアライグマ等防除実施計画書及び鶴居村におけるアメリカミンク防除実施計画書を策定しましたので、同計画を公表します。

 鶴居村では、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律（平成14年法律第88号）等に基づき、北海道より権限移譲を受けて、一部の鳥獣について捕獲等又は採取等の許可に関する事務を行っています。

 村内で鳥獣による農林業被害や生活環境被害などにお困りの方で、鳥獣の捕獲許可を希望される方、または狩猟者等へ依頼される方等については、産業振興課林政係までお問い合わせください。