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| 鶴居村の基幹産業である酪農は、現在法人化による大規模経営と畜産環境のクリーン化が進められています。乳質コンテストでは幾度と日本一に輝き、良質の牛乳を生産しています。 |
〜乳質日本一の牛乳を目指して〜 □それは、1986年に始まった。 北海道東部の山間いにタンチョウで有名な鶴居村がある。 そこは、酪農でも有名だ。それは、1986年からスタートした「乳質改善奨励事業」のおかげだった。
□地上の星たちの誕生。 1986年、村は良質の生乳生産増加を目的に、酪農家たちへこう言った。 「良質乳をチェックするために、出荷乳1kg当り体細胞数30万個以下、ブドウ球菌・大腸菌などの生菌数3万個以下の生乳を生産してください。」と。 酪農家たちはこぞって村に言った。 「そんなの無理だ!出来るわけがない!」村は困った。 美味しい牛乳を、そして安全な牛乳を鶴居村から全国に出したい。そのおもいとは逆に酪農家たちの反発は予想外だった。村は困り果てた。 そのとき、ひとりの酪農家が言った。 「俺たちが命かけてつくった牛乳を、さらに良いものにしなきゃいけない。それにはたくさんの資金が必要だ。」 村は考えた。ただ単に資金を提供するだけなら良質の生乳は生まれない。そうだ、良質の生乳1キロにつき奨励金として資金を提供しようと。 村は再度、酪農家たちにこう言った。 「牛の良質乳をチェックするための体細胞数が30万個以下で、ブドウ球菌、大腸菌などの生菌数10万個以下の生乳1キロにつき50銭を奨励金として支給します。」と。 酪農家たちは喜んだ。 「俺たちが魂込めて良い生乳をつくったら、金が貰える。その金でさらに良い生乳が作れる。」と。 村も喜んだ。 「やっと、これで酪農としての鶴居村が生まれる。基盤ができた。」と。
□それから■。 村はその後、1995年から奨励金を生乳1キロ当たり1円と倍増するなどの対応策をとり、乳質の向上を図っている。このような助成金は近年では農協でも実施しており、乳質をランク別に分けそれ毎に助成金を支払うとともに、それらの結果を各酪農家に配布することで励みとしている。またホクレンなども同じような奨励をおこなって酪農家を支援してる。
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乳質日本一を地域全体で支援。 〜実績を守りつづけるために始めた地域の取り組み〜
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□農村生産環境整備 〜クリーンな農業を目指して〜 自然豊かな農村環境と調和したクリーンな農業生産環境の実現のため、道が創設した制度と合わせて、 平成8年から村も独自メニューで家畜糞尿処理施設等の整備に対する支援を行っています。 農家が実施する糞尿処理施設や構内道路等の整備に対し、国や道が助成する制度に村が上置き措置を講じるもので、受益農家5%の負担で実施している事業です。 |
□酪農ヘルパー制度 〜充実した家族の団らん〜 1991年からスタートした「酪農ヘルパー制度」は、毎日の牛の世話で家族揃って休みを取ることが出来ない酪農家の悩みを解消するため、臨時に搾乳などを代行することを目的に誕生しました。 この制度は、2人から6人の専任ヘルパーが、通常1組で朝と夜に牛の世話をするもので、利用する場合は1回(1日)につき平均2万円程度払うものです。20歳〜50歳代の専任ヘルパーがほぼ毎日のように活動しています。
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平成14年度実績 乳量/54,641t 出荷農場数/105戸(内法人8戸) 乳牛頭数/10,102頭(内経産牛数/7,119頭) |